魔法をかけて

今日は仕事を8時で終え、マジックショーを観てきた。
マジックって、なんとなーく苦手で
テレビで特集があっても観ないタイプ。
観れば観たで、「すげー」と感嘆するけど
マジックの「あっ、と言わせてやるぜ」という前提で始まるところが苦手。
「あっ、なんて言ってあげないんだから」と変に気合が入ってしまう。
これは単にひねくれ者なんだけど。
でも、わたしのことを怖いくらいに知り尽くしてる友人達からすると
「なんだかんだで、観たら絶対すきだよー」
「いいリアクションするタイプ」
と言われる。
そうなのかな?そう言われれば、そうな気もする。



(いつもながら前置きが長い。よく言われます。ダメですね。)




それでですね、今回、なぜか職場で初対面の方から
マジックショーのペアチケットを「こういうのすきそうだよね〜行ってみてね」と頂いたのです。
折角の頂き物なので、ちゃんと職場の人を連れて行ってきましたよ。
 タダ だしね。
これ、普通に買うと5000円もするみたい。ひえー
名前も知らないあの人に、ここでお礼を言わせてください。
ありがとうございました。



肝心のショーですが、内容だけみると 
正直、 び み ょ う でした。
ネタの精度が低くて、これってわたしでもできるんじゃね?的なものの連続…
(いや、実際はできないけどさ、物の例えですよ。)
失敗だかなんだか分からないようなアクシデントもあったりして
(マジシャンの額の汗と目の泳ぎっぷりからして、恐らく失敗したと思われる)
そこが 面白かった。


ネタの完成度云々は、この際、どうでもよくて
「生」だなーっていうこのリアルな流れが素敵でした。
拍手もいっぱいしたし、「おおおお」と声もあげたけど
一番「げらげらげら」が多かったなあ。
今思うと、なんて失礼な客だろう…


それにしてもマジシャンが、ものすごくキザ(死語?)だった!!
初めてリアルであんなにキザな人を見たので、新鮮で、じっと観察しちゃったよ。
でも、あの目だけで伝える力は、すごい!
あれが本当の目力ですね。
参考にしよう。


また機会があれば観たいなあ、と思えた楽しいショーでした。
残念ながら、魔法にはかからなかったけど。
今度は、とびきりの魔法にかかりたい。