2007-04-01 ■ あのひとのつぶやき 地下鉄のレールのリズムで 新聞の文字を追う 子供達はイヤーホンで耳を塞いで漫画を読む ガラス越しに張り付く程 押し込まれて 肌を寄せ合えば 頭の中夢駆け巡る 人生未だ語らず 一駅毎待ち焦がれこみ上げる 敗北者と勝利者が自分の明日に描き出されて 扉の向うで待ってる 全てが 終わるはずなく