あのひとのつぶやき

行ったつもりライブ!

「まだ続くのかよ!」って心の中でツッコミ入れた人、いると思います。 これで本当に最後の最後! 個人的にすきな尾崎のライブ映像を紹介。 順番は勝手に脳内ライブセットリスト。 沢山あるのでリンクだけ貼っておきます。ポチッと見てね。 ●FIRE http://www…

今までとこれからと

来年でわたしは彼の亡くなった年と同じ26歳になる。 それからはどんどん彼を追い越してしまう。 尾崎は「若い頃は共感できるけど、大人になった今は聴かない」という人が多いという。 わたしはむしろ逆で、10代の頃は、青臭くてちょっと恥ずかしく感じていた…

尾崎の死

1992年4月25日尾崎は26歳の若さで亡くなる。 「尾崎の死因は致死量の2.64倍以上の覚醒剤服用による急性メタンフェタミン中毒が引き起こした肺水腫と結論付けられている。尾崎の遺体には暴行を受けたような傷やあざもあり、また亡くなった日の状況がきわめて…

それぞれの思惑

尾崎の死因については、不思議なサイトもあるし、根拠のない情報などが飛び交っていて、全てを鵜呑みにしてしまうのは怖いこと。わたしも最初は繁美夫人による陰謀説の可能性が高いと思っていた。 繁美夫人による他殺の計画があったとしても、それは今となっ…

不可解なサイトの存在

上記の「尾崎裁判について」のサイトはご覧になりましたか? どうでしょう、なにか変だと感じませんでしたか? サイトのページ一番下に「The Ozaki Project ほんとうの治療」とあるのに気付きましたか?実はこのサイト、自称「心ある歯科医師」のサイトで、…

死因は他殺?

一通り彼の音楽を聴き尽くしてしまうと、「もうこれ以上、彼の残してくれた作品はないんだ」と寂しい気持ちになる。そんな時、図書館で「尾崎豊」関連の本を何冊か見つけた。 パラパラと見ていると、「彼は他殺された」というような文字が目に入ってきて驚い…

尾崎を初めて知った日

わたしが尾崎を知ったのは、中学二年生の時だった。 部屋の片隅にポツンとあった一つのカセットテープ。 それは三つ年の離れた兄の物で、他のテープにはアーティスト名が分かるように書いてあるのに、それだけ何も書かれていない。 そうなるとこのテープはな…

あのひとのこと

2月28日から始めた「あのひとのつぶやき」。 あのひとが残してくれた言葉の中からひとつひとつを選んで、今日までここに書いてきた。 それも今日で終わり。 今日4月25日はあのひと尾崎豊の15回目の命日。 どうか人の心がいつでも暖かく君を包むように そうず…

振り返ると、僕はいつも夢を見ていた。 小さな小さな家で生まれ、大きくて温かな愛の温もりの中で育った。小さな焚き火が出来る程の庭があった。 庭は二メートルぐらいの高さの正木という常緑広葉樹で出来た生垣に囲まれている。 一面を真っ白にする冬の雪化…

夜明けまであとすこし 俺はハイウェイを走る 疲れた心が 今過ぎ去る時を抱えてる 夜空に揺らめく 静かな星屑たちは生き急いでいる その答え知るようだ たった一人 こうして見つめてる 闇の中 明日が続くならば 溢れて零れる たった一粒の涙 星になった貴方の…

今日は実は母の百か日だから ちょうどいいかもしれないけど… 母の死っていうのがやっぱり大きかったですね それによって 自分の人生も大きく変わったっていうのがあった つまり人が死ぬという事実に対することで 逆に生きるってことがどういう意味を持ってい…

疲れきった体の前では 言葉はなんてちっぽけなんだろうと感じていると 言葉の意味がまとわりついていた 誰もが生きているということを共有するために 言葉が生まれたのかもしれない

見つめていると涙がこぼれた。 父が何度も間違えるからじゃない。 練習時間が終わるのを待っているのが長くて辛かったからでもない。 尺八の音色を高めながら、父がそっと心を開いているのが分かったからだ。 優しいな。そう思いながら僕は涙を堪えた。

その時彼は夢に思った。 世界中が幸せに満ちていればいいのに…

まとまった金をため ひとり街飛び出して行くことが 新しい夢の中 歩いて行くことだから でも寂しそうに見送りに立ちつくす母親にさえ さよならが言えずじまいで アクセルふみ込んでた あなたの夢に育まれて その夢奪ってくわけじゃない 小さな俺を眠らせた …

出勤時のラッシュアワーの駅のホームに紛れ込むと 明確に理解しようといた自分の悩みは 漠然としたものに変わっていった それが街の生活のリズムなのかもしれない 大切なもののひとつひとつは少しずつ形を失ってゆく

流れ行く時の中で 誰もが曖昧な幸福よりも絶対的な幸福を求め 時代に対応してゆくために 古いイデーを捨て 生活形態すら変えてゆくんだ そして誰一人として 自分が背負わされた運命に 甘んじて生きているわけじゃない

激しくなびく風が 僕の体殴りつけ まるで永遠に続く 解けぬ答え追うようだ ひとつの叫びが生まれ 時代は形を変える 愛は何時も永遠に足りぬ平和数えてる 教えて明日を呼ぶ声の意味を だけどただ眩しさの中 意味など見つからずに

思い浮かべたもの全てを口ずさんで街を歩く 一人で歩いている時は 空想が雑踏に紛れては消えてゆくけれど 誰のせいでもないんだ 輝きを見つけ出せない時にはもう一度 口ずさんでみるといい 全てに理由があることを知るはずだ 心地良く旋律を歌う 時には胸を…

ポケットには別れた家族の写真がある 皆で笑い 俺は兄貴に肩を抱かれている その写真をながめる度 分けあった訳の中に それぞれが選んだ生き方を思い浮かべてみる 人生はいつも誰にも冷たいものだから 捨ててしまうことの方がきっと多いものだから

陰影の合間を縫う様にして彼は街の夕暮れの光を楽しんでいた。通り過ぎてゆく人々の視線をすれ違いざまに感じると、彼は訳の分からない動揺を隠しきれずにいた。 「あの人は一体何を考えているのだろう。」 すれ違った後に彼はひどく落ち込んだ気持ちで佇ま…

静かに佇む色褪せた街並み 少しずつ言葉を無くして行く僕がいる 日常僅かな仕事でつなぎ止め 無表情な人波に紛れ込み凍えてる 何を待ち続け何を求めるの 名もない日々が訳もなく微笑む

もし君が暗闇に光を求めるなら ごらん 僕を太陽の破片が頬を伝う

彼らは静止した空間の狭間にくい込む様に存在した それは僕以外の全ての者の様に思える また彼らにとってみれば僕も同じであり 同じ様に角をたてながら存在を確保しているのだろう

夕暮れがこんなに寂しいから 心を許してしまう 君が話してくれた 僕と同じ思い 君が教えてくれた 悲しみの姿 窓の外に広がるこの群集の迷いの中で 僕と君は明日を静かに待ってた 僕は君に心を許している やがて君が僕にさよならを告げる日が来ることを知って…

二人で中古の車に乗り込み ハイウェイを飛ばすおまえは 明け始めた眩しい朝日に 祝福された 俺がいくつになると 子供はいくつになるだなんて 一度ヘマしたあの時も 同じように話してた おまえは十九で父親になり 暖かい暮らしをみつけ 明けゆく空 あの日見つ…

僕はいつもと少し違った失望の様なものに 打ちのめされ疲れていた シャッターの下りた軒並みを僕は何度も振り返って歩いた さっきの青年の殺気が胸にこびりついて消せないのだ もう一度僕の目の前に現れたらどうしよう そして彼が若し僕と全く同じ顔をしてい…

街には花がない 灰色の空が 上目づかいで歩く二人には見える 触れ合えば何時もきっと悲しみの傷みも 一筋の光の瞬きに救われればいい 枯れた噴水の淵に 僕らは腰掛けて 夢見る訳でもなくただ無口になっている 誰かが奏でる題名のない音楽に 耳を傾けていると…

彼は闇の中に存在する 子供達がうす暗い森の中に幻想的な夢を求め あるはずもないものに僅かに脅え 微かに期待している様に

色々な人との出会いがあり 心かよわせて戸惑いながら 本当の自分の姿を失いそうな時 君の中の僕だけがぼやけて見える ありのままの姿はとてもちっぽけすぎて 心が凍り付く時 君をまた見失ってしまうから