o-zo-m-pi2007-04-06

街には花がない 灰色の空が          
上目づかいで歩く二人には見える
触れ合えば何時もきっと悲しみの傷みも
一筋の光の瞬きに救われればいい
枯れた噴水の淵に 僕らは腰掛けて
夢見る訳でもなくただ無口になっている
誰かが奏でる題名のない音楽に
耳を傾けていると
君を見失いそうさ 
肩を抱き寄せてみるけど 遠くに感じる
見つめていて 僕だけのこと


ベットの中で夢見る 何時しか二人の心
優しくなれると胸の傷みをこらえながら
寝息をたてて眠る君の頬に
優しく愛しくくちづけて
髪を撫でるとぼんやりと僕を見つめて
こう聞く「ねぇこれでいいの…」
見つめていて 僕だけのこと